時の過ぎゆくままに 岐阜のお墓掃除屋「磨き専隊」です
2024/07/04
ブログ更新 1445日
最近 お会いした
お寺の和尚様
古いものを大切にしたい
と お寺の一角にある
お墓を移設しました
毎日の幸せは
ご先祖さまのおかげ
お墓掃除は こころを磨きます
岐阜のお墓クリーニング専門部隊
こころを磨く 「磨き専隊」です
それじゃ 2024年7月4日(木)
行ってみよう
そのお墓は 戦争で
亡くなった方のお墓です
かなり古いので 移動中に
割れてしまうかもしれません
それでも 移動したのは
お墓の主を 忘れない様に
したかったから
移動して大勢の方の目に
触れ戦争の事を考える
記念碑にしたいんだそう
今回の工事では 石屋さんの
気遣いもあり 無事に
移動が完了しました
でね 非常に壊れやすいお墓を
強く固める為には
コーティングがお勧めです
100年以上経過した砂岩の
お墓の表面を手の甲で
叩いてみてください
コンコンと叩きながら
叩く場所を移動していきます
すると途中で音が変わる
ところがあります
コンコンコンからポコポコポコに
音が変わると その場所は
石材が剥がれて隙間が
出来ています
外っておくと その部分の石材は
剥がれてしまいます
何でこうなるかというと
砂岩は 非常に水分を含みやすく
冬の季節に 水分を吸い
それが凍結することで
石材が割れて隙間が
出来ていきます
コーティングで 石材の表面を
固めると 表面が非常に固くなり
水分が中に入ることを
防止します
砂岩のお墓にコーティング
することは 昔の物を
再生することです
でね 和尚様は 移動した
お墓がこのままでは いつか
石材が割れて しまう事を
懸念しています
そこで私がお墓を見て
和尚様にコーティングすると
どうなるのか説明しました
お墓の一部を清掃して
石材の表面の色を確認しました
茶色だったのでコーティング
すると赤茶色になりそうです
と伝えたら それならやめとこうと
いう事です
どうやら住職は
昔の風合いが欲しかった
ようです
自然に逆らって延命処置
するものではなく
時のすぎ行くままに任せよう
という事になりました
何年この状態を維持できるか
わかりませんが
見届けるお墓が
一つ増えました
最後までお読みいただき
ありがとうございました
では また明日
ご先祖様の 「ありがとう」が
届きますように
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磨き専隊
岐阜県岐阜市加納村松町1-15
電話番号:080-6969-1917
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