今日は「大般若会」でした　岐阜のお墓掃除屋「磨き専隊」です

ブログ更新　　1693日

 

 

今日は　うちの菩提寺の

大切な行事です

 

 

「大般若会」

だいはんにゃえと言います

 

 

今日は　この法要について

お伝えします

それじゃ　2025年3月9日(日)

行ってみよう

 

 

　　

この法要で詠まれるお経は　

「大般若波羅蜜多経」

という約500万字で600巻に

 

 

 

まとめられた仏教経典の

中で最も長い物です

 

 

　

西遊記で有名な三蔵法師が

訳した経典であると

言われています

 

 

　

このお経を短くまとめたものが

「般若心経」です

 

 

 

大般若会は　

この大般若波羅蜜多経を

読み上げる会と言う意味です　

 

 

 

お経を読んで五穀豊穣　

無病息災　幸せな生活　

などのご利益を得よう

という行事です

 

 

　

でね　その年一年の幸福と

平穏を願うため　お正月に

行うお寺が多いそうです

 

 

　

でもいつ行うかは　

お寺任せなんです

 

 

　

600巻のお経を読んで

いたら一体　何日かかる事やら

 

 

　

お寺にあるものは　600巻を

12箱に分けてあります

 

 

　

それを大勢の僧侶で読み上げても　

一日では終わらないでしょう

 

 

　

そこで　「転読」と言う

裏ワザで読んでいきます

 

 

　

転読とは　お経を空中で

パラパラと広げて　読んだ

とみなすんです

 

 

　

お寺の行事の中でも　

華やかで迫力があります　

 

 

 

今日は13人の僧侶で　

営まれました　

 

 

 

合図を送る役の僧侶の

合図で始まります

 

 

　

ひとまとめのお経を

転読するのに　個人差が

ありますから　

 

 

 

全員が転読し

終わったら　合図があり

 

 

　

次のひとまとめのお経を

転読します

 

 

　

僧侶に欠員が出ると　お寺の役員が

代理で転読することになります　

 

 

 

これが焦りもあり上手く

いかなくて　前日から欠員が

出ないように祈るばかりです

 

 

　

今日は　30人ほどの方が　

参加していただけました

 

 

　

皆さんに　御利益がありますよう　

平穏な一年が過ごせるよう　

祈りました

 

 

　

仏教の教えは　死後の世界で

はなく　生きてる者への教えです

 

 

　

お墓は　生きてる者が死後の

世界を身近に感じ　

 

 

 

死に対する

恐怖を克服する

モニュメントのようです　

 

 

 

最後までお読みいただき

ありがとうございました

 

 

 

では　また明日

 

 

 

ご先祖様の　「ありがとう」が

届きますように