土葬は生きた土地に帰る事 土葬の手間は故人の供養の為
2021/03/28
現在の火葬率 99.999・・・%
でも まだ土葬が残っている
地域があったんです
知らんかった
毎日の幸せは
ご先祖さまのおかげ
お墓掃除は こころを磨きます
岐阜のお墓クリーニング専門部隊
こころを磨く 「磨き専隊」です
ブログ更新 252日目
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京都府の最南端に
南山城村という集落がある
ここが日本最後の土葬の村です
この記事に接し
興味深い事ばかりです
2017年の秋
南山城村の高尾地区で
90歳を超える男性の
土葬が遺言に従い行われた
その時の葬儀の様子です
昼頃 一番鉦がカンカンなる
村人が喪家に集まり葬儀が始まる
二番鉦がカンカンなる
導師を務める層の勤行が始まる
縦長の棺桶の中に
胡坐をかいた故人が
納棺されている
三番鉦 カンカンカン 出棺の合図
座棺の前後に野辺送りの
葬列が組まれ埋葬墓地へ出発する
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墓地の入り口の蓮華台と
呼ばれる石の棺台に置かれる
野辺送りの一行は
蓮華台の周りを
時計回りに三周する
四門行道といい
東の発心門
南の修業門
西の菩提門
北の涅槃門
の四つの門をくぐる事を言う
この門を三回経めぐる事で
涅槃に達し 極楽往生すると
されている
導師は墓穴の前に立ち
四本の白い紙の花を
手に携えて回し墓穴の
東西南北四方になげ
死者供養のお経を唱える
白い花は四花(しか)という
死花とも書き
昔からお葬式に用いられる
代表的な葬具です
埋葬作法が終わると
座棺は埋葬される
座棺の正面が西向きに
西方極楽浄土を
拝む格好に置かれます
この土葬を最後に
南山城村では土葬が
行われていない
理由は古くから伝わるしきたりや
野辺送りの役付けを村中の誰も
覚えていなくなったからです
死んでも焼かれるのはかなわん
生まれた土地の土に帰りたい
という想いが伝わってきます
私は小さいころまだ
幼稚園にもいかなかった頃
母に連れられて葬式に
行ったことがあります
山奥の村です
一つだけ覚えていることが
あります
風呂おけのような棺桶に
亡くなった方を入れるときの
事は はっきり覚えています
小さいから葬式つて事も
わからなかったけど
その場面だけ脳裏に残ってる
それから 大人になってからは
湯かんの経験もしました
亡くなった方の体を
甥っ子たちがキレイに拭いて
衣装を着せるのです
その後 お酒をのんで
お風呂に入るんです
野辺送りの経験も
棺桶を台に括り付け
大勢で火葬場まで運びます
色んな経験しているな
と思います
昔の風習が残っている
場所だからですね
今は葬儀も火葬場もセットで
スピーディに事が進んでいきます
昔のしきたりで葬儀を行う事は
色々な細かい事や儀式があり
大変手間がかかります
しかし 無駄な事を
たくさんすることで
亡くなった方の
供養になるんです
その気持ちは今の時代でも
忘れる事が無いように
したいです
お墓掃除も汚れが落ちない時
無駄な事を積み重ねて最後に
真っ白なお墓になります
供養の気持ちを持ち続けて
施主様のお役に立てるように
なりたいです
では また 明日
コロナに負けるな
ご先祖様の「ありがとう」が
届きますように
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