古き良きものを残す喜び 岐阜のお墓掃除屋「磨き専隊」です
2023/07/28
ブログ更新 1103日目
火曜日から始めている
施工は修復です
何を 修復するかというと
このお墓は 寛保元年(1741年)に
建てられ建墓282年経過しています
石は 堆積岩の砂岩です
でね 砂岩は雨が浸透して割れるんです
このお墓も側面が大きく
割れてしまっていました
毎日の幸せは
ご先祖さまのおかげ
お墓掃除は こころを磨きます
岐阜のお墓クリーニング専門部隊
こころを磨く 「磨き専隊」です
それじゃ 2022年7月28日(金)号
行ってみよう
そして このお墓の敷地には
文化財の墓碑も建っています
こちらは 約20年新しいです
墓碑の主は 関ケ原で家康側に
付いた武将で徳永寿昌(とくながながまさ)です
寿昌の150年忌に
子孫が建立したものです
寿昌が この墓地のお寺を
開いたそうでここに葬られました
寿昌の墓碑と歴代住職の墓が
並んでいます
でね 心配なのは
文化財の墓碑と修復する
お墓の石材は同じ種類なので
いずれは 割れる可能性がある
けど 文化財の修復は
私の手には負えません
でね 現在の住職は 新しく墓石を
建てるより現在の古い物を
保存する方を選びました
寿昌の墓碑とマッチして
歴史を感じさせてくれます
それで 同じ様に古いお墓が
割れてしまったけど
どうしたら良いという思いがある方の
参考になればと思いブログに
書きたいと思います
パカッと割れた部品は
エポキシ樹脂で貼り付けました
その状態で クリーニングして
水分が無くなった頃を見計らって
全体をコーティング剤で固めて
仕上げようと思っています
今まで 砂岩のひび割れの
現状維持施工は してきましたが
完全修復は 今回が初めてで
私としては もっと思い切った事が
してみたかったのですが
先ずは 無難な方法を
試す事にしました
もし お墓が割れてしまって
修復してもらいたいと
言う方がいましたら 費用も含めて
ご相談に乗りますので
よろしくお願い致します
修復はスキルとして
持っていたいし
歴史の遺産に携われることは
歴史の一片に触れて 自分も
その一部になれる喜びを
感じる事が出来ます
最後までお読みいただき
ありがとうございました
では また明日
ご先祖様の 「ありがとう」が
届きますように