おじいちゃんの想いに気付けなかった アホな自分
2021/10/12
この間 90歳のおじいちゃんから
お墓掃除の見積もりの
依頼を受けました
おじいちゃんと山奥のお墓で
待ち合わせをしました
到着すると
おじいちゃんがさっそく
お墓を案内してくれます
自分で 川から選んで持ち帰った石に
先祖代々之墓と書いてそれを
石屋に刻んでもらったという
自作の墓石
お墓に対する熱意がハンパない
毎日の幸せは
ご先祖さまのおかげ
御墓掃除は こころを磨きます
岐阜のお墓クリーニング専門部隊
こころを磨く 「磨き専隊」です
ブログ更新 450日目
さらに 自分でご先祖様の戒名を
一人づづ 筆書きした墓誌
30名ぐらいの戒名と没年が
刻んであります
全部自分で書いた文字
その裏には 手のひらが刻んであり
自分がいた事を
残したかったとの事
お墓にかける意気込みが
本物です
そして 村の有志と共同で立てた
観音様
高さ2メートルほどあり
とても立派です
おじいちゃんは 足が悪くて
杖が無いと 歩くのが大変です
で 私に依頼したのは
たまたま 山奥の博物館にいた時
おじいちゃんが来て
学芸員さんからお墓掃除の人
だと聞いたようで だったらと
見積もりを依頼してくれました
私はその時 お墓をピッカピカに
するんだと 思っていました
おじいちゃんは 毎年
お地蔵さんとお墓を
自分でキレイにしていたけど
足が悪くなったので
出来なくなったのでした
私は いつものように
キレイにする金額を
提示しましたが
間違えてしまいました
おじいちゃんが希望したのは
ピッカピカにすることではなく
自分が出来なくなったので
代わりにやってほしかったのでした
観音様は 毎年
タワシでゴシゴシしてあるのが
見て解かりました
おじいちゃんはそれを
希望していたんです
それなのに ピッカピカに
することばかり考えて
おじいちゃんの気持ちに
寄り添えなかったことに
後悔しています
おじいちゃんの気持ちに
気がつくことが出来たので
もう一度 連絡して
おじいちゃんの気持ちに
寄り添いたいと話してみたい
では また明日
コロナに負けるな
ご先祖様の 「ありがとう」が
届きますように
